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ニキータ

  • 2005-01-03 (月)
  • Category: 映像
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1990年/フランス
監督; リュック・ベッソン
主演; アンヌ・パリロー

泣き虫の殺し屋、ニキータ。

二キータ

メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
価格: ¥ 1,500
発売日: 2006/11/02

ご存じ、リュックベッソンの名作、ニキータ。テレビシリーズが作られたり、ハリウッド版である『アサシン』が作られたり、大人気。もう15年も昔の映画なのだけど、未だに新鮮。

ストーリーは、死刑宣告を受けた麻薬中毒患者ニキータが訓練を受け、政府の秘密工作員に仕立てられるというスパイ映画的なノリである。ニキータの不良っぷりの描写がすごい好き。型通りの武術も銃の訓練も、作法をしこまれて反発するところも、部屋中にペンキで落書きをしてしまうところも、跳ねっ返り小娘という感じで可愛いのである。訓練を受けた後、小娘ではなく女性としてふるまえるようになったニキータも魅力的なのだけど、私は訓練中のアンバランスな少女が気に入っているのだ。

この作品、主人公のニキータも魅力的なのだけど、周囲に出てくる男性たちがあってこそだと思う。うん、ニキータは幸せ者である。ニキータを取り巻く男性は、父性に満ちている。ニキータの指導役のボブは、とても不器用なお父さんという感じ。優しくしたいのに、立場上できない切なさがにじみでている。恋人のマルコは一見世間知らずの優男なのだけど、その実、ニキータの事情をすべて知った上で、あえて何も言わずに見守ってきて……そして彼女がぼろぼろに傷付いたとき、そっと寄り添っていて、彼女の肩の荷を一緒に背負う。この二人、結局はどちらも報われないのだけど、穏やかで切なくて、よい。掃除人ヴィクトルはノーコメントでよいですか。唐突すぎてなにも言いようがないのである。

そして密かな見どころは、フランスの街の雰囲気と、キュートなのにレトロな印象の、ニキータの衣装であろう。フランスのお洒落な街の空気を感じることができるよ。とにかくディテールが美しくてお洒落なのだ。

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