人は「感情」から老化する―前頭葉の若さを保つ習慣術
タイトルを見てうわっと思って読んだ。
読んだ後で中高年向きであることに気づいた orz1
私が読むより、おとんおかんに勧めたい本。今度実家帰ったときに置いて帰る。
主旨は多分こんな感じ。
- 老化に伴って脳の前頭葉はまっ先に機能低下を起こすっぽい。
- 前頭葉と感情は密接に関係している。
- 前頭葉の機能が低下すると、感情・適応能力共に低下して頑固ジジイ化する。
- 感情の老化が進むと柔軟性がなくなり、社交能力が低くなる。感情のコントロールがしにくくなる。
- 好奇心と意欲を保ち続けて行動することが、前頭葉の老化防止に大切。
- 体力的なものは、身体が健康であるうちはトレーニングでカバー可
主旨だけ見るとむちゃくちゃ当たり前のことしか書いてないが、中身をひとつひとつ見るとけっこうおもしろい。つきつめると中高年は自重したり枯れたりするな、欲望にがつがつしろ!と言っている風にも取れる。
興味がわいたらキャバクラでもフーゾクでも勝負事でもいいとか書いてたのは、さすがに、おっさん少しは自重しろwww と思ったが、「年甲斐もない」と言ったら最高の褒め言葉になってしまうらしいので言ってやらない。
私は一応まだ20代なのだけど、感情の老化の兆候に思い当たるところがありすぎてうわああああああああ!である。けど、今からでも普通に使えそうな対処法をいくつか拾ったからいいです。てか、精神科かかってるうちに実地で叩き込まれた気もする。。。
不安が抑えられないときの対処:
不安な気持ちはとりあえず横に置いといて、不安を解消するための行動を取るようにする。(例: 試験に落ちるのが不安でしかたない →とりあえず勉強する)
どうしてもネガティブな方に思いこむ場合の対処:
思いこんでいる以外の可能性を、冷静に紙に書き出していく(例: 胃の調子が悪いのは絶対ガンだ!ガンに違いない!→同じような症状が出る病気を調べてずらずら書き出していく。ただの胃炎の可能性もあることに気づく)
以下、ますます超適当な感想メモ。
世間様では「自己愛が強いのは悪」的な風潮があるような気がしてるが、本の中では自己愛を満たす(自己愛が満たせるような環境作りをする)ことを推奨している。あくまでも人には嫌われないように、ほどほどに、という前提つきだけども。
最近流行している「草食系男子」の像とは全然違うねえ、と思った。趣味その他にきらきらしている人なら、年取ってからこの本の中高年像と両立するのかも。
んー、なんだか若いうちから欲求に素直に、めんどうがらずに積極的に好き放題生きてた方がよくね? てか自重しない中高年の生活って、かなり楽しそうだ。こんなのとか↓
- 趣味にまつわる一年に一度の大イベントを計画して実行する
- 好きな小説の舞台を実際に訪れてみる
- 定期的に会合が開かれるような「同好の士」のグループを早くから見つける
- 出張に行くときには寄り道を習慣とする
- 落ち込んでいるときには、けっして反省しない
- イライラしたら「ちょい寝」して休息を取る
- 子供が独立した後は、ボーナスは自分の好きなことのために使い切る2
- 百万円で買いたいもの、したいことのリストを作って一年に一度は実行する
投資等の話も少し書いてあるが、2006年の本なのでそのあたりの情報は当てにならない。
Footnotes
行頭の数字は本文中の注釈番号に対応さしてます。
- てか、この手の本けっこう読んでるんだからいいかげん著者の得意分野とか覚えようよー、っていう。 Back
- ボーナス使い切るのは現在50代以降の人限定。年金が崩壊したらこんなことやってたら暮らしていけないから Back
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