ネットをふらふらしていたら、こんなサイトを見つけた。
うちのPowerBookG4は2005年にうちに来て以来、机の上で使われたり、膝の上で使われたり、ノート型なのをいいことにおふとんの中で使われたり、わりと無茶な環境で酷使されている子だ。そういう環境で使われてきたのに、業者修理が必要な壊れ方をすることはなかった。ただし何度か動かなくなり、その度にディスクを初期化して復活させたことを言い添えておく。頑丈だがそれなりに手間がかかる子ではある。
このPowerBook、最近の悩みがキーの下に挟まった埃や髪の毛だった。おふとんにパソコンを持ち込むからこうなるのだが、気づいたときには手遅れである。最近では、キーを押すと時々なにかが挟まっているように感じることもあった。そういうとき、キーの隙間に爪楊枝や歯間ブラシをつっこんで取ろうとしたけど、キーの横っちょに入ってるだけならまだしも、キーの下側に入り込んでしまったものは綺麗に取れないのだ……
これはそれなりにストレスだったので、キーボードの掃除の仕方を見つけた私が、「なんだ、分解掃除したらいいのか」という短絡的すぎる結論に至ったのは言うまでもない。後先考えないのはいつものことだヽ(´ー`)ノ
最初に白状しておくと、私はノート型パソコンのキーボードを完全に甘く見ていた。PowerBookのキーボードの構造は、掃除サイトで解説されている外付けキーボードとは全然違った。キーを外す段階でいきなり違うのである。とりあえず最初の1こ(ちなみに英数キー)を外した後に戻し方がわからず、しばらく頭を抱えていた。つけたり外したりキーを分解したりと遊んでるうちに分かったけど、なんか嫌な汗をかいた。
PowerBookのキーは、こういう構造になっている。
これをさらにばらすと、こうなる。
白いプラスチックの部品が2こ組み合わさって動くようになっており、これはPowerBook本体とキー本体を、輪っか部分と細い爪 2本で繋いでいる。ちなみに、爪は幅が1mmあるかないかというサイズ(目視)。
非常に頼りない爪だが、これを折ったらキーボードが死ぬる。ノート型だからついでにPowerBook本体も死ぬる……まではいかないけど、代わりの部品が手に入るまで療養してもらわねばならなくなる。
キーを全部外したらこうなった。
汚すぎるw
さすが4年分のゴミ。
扇いで埃を吹き飛ばしたり(だってエアーダスター持ってないもん)、爪楊枝で細かい隙間に入ったゴミを取ったり、消毒用エタノールを染ませた綿棒でこびりついている汚れを拭きとったり、いろいろやって綺麗にした。物資不足なのに深く考えずに手をつけた点は反省している。
本体の表面の、各キーの真ん中の位置にある丸っこいのはゴムのようなぷにぷにした素材で、キーを上に押し上げるばねの働きをしているらしい。これはすごく簡単にくっついているだけなので、うかつに触るともげる。ちなみに2個ぐらいもげた。見なかったことにした(ぇ
取りきれない汚れは残っているが、今回の大目的は挟まって嫌な感じの大きな埃を除去することなので無視。後はオマケである。気にしだすと気になって眠れなくなるので、これも見なかったことにする。はいもう忘れた(ぇ
キーボードを取り外した下にはシート状のもの(グレーの格子状の模様がそれである)が敷いてあって、これも一旦外してばさばさっと埃を払った方がいいのかな?とも思ったけど、すみっこをちょっとめくろうとしたところで、固定されているような抵抗があり、基盤チックな模様が見えたので、外すのはやばいと判断した。そしてこの時点でやっと、独立したキーボードを分解するならまだしも、ノート型パソコンのキーボードを分解することが無謀だったことに気づく(遅)。まぁだいぶ型遅れになっちゃってるし、壊れたなら壊れたで諦められる……かなぁ(なんせIntelが入ってない型です。「まだそんな古いの使ってるの?」とたまに言われるけど、大きなお世話だと思う。4年の間に培った愛着、プライスレス!)
さて、とりあえず外したキーの方。
本体から外した時点ではキーの裏側にくっついている、白いプラスチックの部品をどんどん外していく。簡単に外れるのでけっこう楽しい。キー本体と白いプラスチックの間に挟まっている埃も取って綺麗にする。掃除サイトには『外したキーを洗濯ネットに入れて中性洗剤で揉み洗う』と書いていたが、ベトつきがほとんどなかったし、洗ってから並べ直すのがめんどかったので省略。アルコール入りのウエットティッシュで拭いた。それで十分綺麗になった。
キー本体にはプラスチックだけでできているものと、うしろに針金がくっついているものがある。
針金がついてるのは「enter(return)」「shift」「space」「caps lock」。他のキーとどう違うんだろう。よくは分からないけど、なんか特殊なキーという感じはする。(そしてこの特殊なキーたちが私を後で苦しめることに…!)
ひととおり綺麗になったところで、白いプラスチックの部品をPowerBook本体にはめ込んだ。
白いプラスチックがかたくて意外に力がいるので、折りそうで怖い。半分くらいで嫌になってしまい、放置しようかと思ったけど、PowerBookが使えないのは死活問題なので堪え忍んだ…orz
全部はめたところ。
続いてキー本体をぱちんぱちんとはめ込む。こっちはさくさく進むのでけっこう楽しい。梱包用のぷちぷちを潰してるような軽快さがある。後ろに針金がくっついているキーは少しめんどくさい。針金の位置と爪4つの位置を合わせるのがなかなか大変。ひとつはめるのに5分とか10分とかありえないorz
できあがり。心なしか綺麗になった。
掃除を終えた感想としては、今まで文字を打つたびにキーの下に何か挟まっているような感じで気持ち悪かったのがなくなり、ぽんぽんぽんと軽く押せるようになって非常にいい感じだ。買ったばかりの頃のキータッチは、多分こんな感じだろうなと想像している。また、PowerBookのキーの構造が分かったのも楽しかった。久々にワクワクした(こういうのいじるのって、大学の実験で電子回路の半田づけやって以来)
快適にはなったけど、PowerBookのキーボードを自力で分解掃除するのはおすすめできない。爪が折れたり削れたりしたらアウトだし、キーのすぐ下に基盤みたいな模様があるのもなんか怖い。なので、キーボード下の埃の掃除は、業者さんに頼んだ方がよいと思う。それかキーボードカバー掛けて埃を防止するか。とりあえず近々キーボードカバーを買ってこようと思う。
結論:よいこは分解とかしちゃいけません
ところで、キーボードがこうなっているということは排気のあたりも……なんだけど、そっちはどうしよう?さすがに本体開けるのは無謀すぎるし、掃除機で吸うくらいしか対処が思いつかない。
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Comments:2
- camirio 09-12-30 (水) 12:49
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いやー。助かりました。家に帰ると、キーが一個だけない。娘に聞いたら外れたと。。。しかもパーツが揃っているのかも
不明瞭。まずは、パーツ探しから。座布団の下にありました。明るい所に移動して、ピンセット出して。15分くらいで
作業完了しました。ブログの写真に大感謝です!
- TsumuRi 10-01-07 (木) 21:41
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まさかこんな自己満足の証拠写真が誰かの役に立つとは、驚きですw
PowerBookのキーボードって外そうとしてもなかなか外れないと思うんですが、偶然はずれることってあるんですねえ。お疲れ様でした。
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